東京モーターショーは国際格式の自動車ショーという位置付けだが、大阪ショーはその後の地方巡業という形になる。東京ショーで気合を入れ、地方では肩の力を抜いて…というメーカーもあるが、光岡自動車はとんでもない隠しダマを持ち込んでいた。
それは来春からの販売開始を予定している『ヌエラ』だ。車体そのものは東京ショーにも展示されていたので目新しくないのだが、なんとインパネにホンダ『インターナビ・プレミアムクラブ』対応のDVDナビが装着されていた。
同車はホンダ『アコード』をベースとしているので、インターナビ対応のファクトリーオプションナビが搭載されていても不思議はないのだが…。
この疑問を光岡の会場説明員にぶつけたところ、「ええ、純正ナビを装着したクルマも販売する予定です。もちろんインターナビに対応する予定です」と答えている。ただし、ディスク交換サービスが付与されるかどうかは不明のまま。現状では「ヌエラでもセンター型VICSサービスが使える」程度に判断した方が良さそうだ。
トヨタ『G-BOOK』、日産『カーウイングス』に続いて、インターナビも外部に提供されることになったというのは自然な流れだ。だたし、それが光岡であったということには正直かなり驚かされた。