ドイツ、フォルクスワーゲンは、来2004年1月1日スタートするテレフォニカ・ダカール2004(通称:パリダカ)への「レーストゥアレグ」ので参戦体制を発表した。170kW以上を発生する5気筒TDIエンジンを搭載した砂漠用の競技車両でデビューする。ビジュアルのベースは『トゥアレグ』だ。
レーストゥアレグは2台の新設計四輪駆動モデルで、ユタ・クラインシュミットとブルーノ・サビーの、ダカールラリー優勝経験者2人がワークスドライバーとして出場する。クラインシュミットと同乗するナビはファブリッツィア・ポンズ、ブルーノと同乗するのはマシュー・スティーブンソン。
同社では「レーストゥアレグの初参戦ではいきなり上位は無謀で、できるだけ多くの経験とデータを集め、今後の開発方針を明確にするため、2台の車両の完走が必要不可欠」としている。そして2005年に上位を狙うとしている。