国際救助隊の活躍を描く往年のTVシリーズ『サンダーバード』が、2004年夏ユニバーサル配給予定で、劇場用実写映画としてリメイクされる。劇中、ロンドン支部エージェントのレディ・ペネロープが乗る「FAB1」の開発にフォードが協力している。
TVシリーズのFAB1はロールスロイスだったが、新作ではフォード『サンダーバード』をモチーフにしたリムジンとなる。デザインを手がけたのはフォードのヨーロッパデザイン部だ。
新型は、車体色はお馴染みのピンク、全長約8.2メートル、旧作と同様に6輪(22インチホイール)とバブルキャノピーをもつ。豪華な室内は1+1タンデムシーティング、補助席が2名分用意される。地上を走るだけでなく、空を飛び、水中翼で水上も航行する。これ以外のハイテク装備は秘密とのこと。
映画の時代設定は2010年。劇中にはFAB1のほか、フォード『EX』コンセプトや『フォーカスC-MAX』など、フォード車が何台か登場する。