11月27日に発表・発売された『タント』の開発には、10名(女性9名、男性1名)のモニターが初期段階から加わっていた。クルマとは何の関係もない人たちではなく、全員ダイハツの社員なのだそうだ。彼らの意見がクルマに反映されている。
女性モニターから出た意見で多かったのは、子供の肌を案ずる意見だという。アレルギーや、擦れて赤くなったりするような素材を拒否した。一昔前は肌など気にするユーザーは少なかったはずだが、現代の柔肌世代はそのようなことにも気を配る。
また、インテリアカラーもより明るくしたい傾向があったそうだ。ゴミが掃きだせるフロアの構造も、ゴミを散らかす子供を持つ彼女達の意見であるという。