クライスラーがとんでもない戦略に出た!「スピードショップ」と命名したチューニング施設を、既存のクライスラー/ダッジ・ディーラー内に設置し、正規メカニックがエンジンチューンを施した新車に「100%メーカー保証」をつけて販売してしまおうというのだ。
これまでアメリカでは、どのメーカーのディーラーでも、扱うアフター系パーツはマフラーやエアロパーツなど、いわゆるライトチューン止まり。
それが「スピードショップ」では、例えば、2.4リットルターボ車のダッジ『ネオンSRT4』には3ステージのパワーアップキットを設定。その初期ステージですでに、コンピュータチューン&増量インジェクター交換をするという快挙!
また、メーカー側の保証内容は新車対応とは異なるが、60年代、70年代のスポーティモデル、いわゆる「マッスルカー」対応のパーツ販売、取り付けも実施。そして、プロ/アマのレーシングパーツの販売拠点としても、「スピードショップ」は活用される。
こうした全パーツのブランドとしては、これまで通り「MOPAR」とし、今後発売される新車対応のチューニングパーツのラインアップも充実されていく。