いすゞ自動車は10日、大型トラック『ギガ』シリーズを、新短期排出ガス規制(平成16年/2004年)に適合させて発売した、と発表した。PM(粒子状物質)は、国土交通省の超低PM排出ディーゼル車75%低減レベル(三ツ星)を取得。大型車に対する規制実施より、1年先行して規制対応を図った。
今回の改良では「6WF1」エンジンに、電子制御式コモンレールシステム、ターボ、トータルエンジンコントロールなどの環境技術を組み合わせた、いすゞ独自の次世代クリーンテクノロジー「I-CAS」(アイキャス)を導入し、優れた環境性能と経済性の両立を実現した。
大型トラックの新短期規制対応車は、三菱ふそうトラック・バスが最も早く、8月に発売。続いて、日野が10月に発売した。