7日、東京品川のホテルラフォーレ東京において、「IDフォーラム東京2003」が開催された(主催『日経デザイン』誌)。テーマは「再生のデザイン---モデルチェンジとデザインプロセスのIT化---」。
MINI(ミニ)とマツダが、デザイン部門における既存ブランドの再構築とデザインのIT化について講演。さらに3次元設計・デザインツールを活用している企業が実例をプレゼンテーションした。
『MINI』は40年ぶりのモデルチェンジ(=再生)で新型になった。MINIデザイン部の、ゲアト・ヒルデブラント・ジェネラルマネージャーが、MINIのデザイン哲学を解説し、新型が旧型のデザインアイコンを引き継いでいることを説明し、さらにMINI(BMW)においてどのようにITが用いられているかを説明した。
マツダは『RX-8』『デミオ』『アテンザ』『アクセラ』と立て続けに新型車をリリース、商品レインジの世代交代(=再生)を達成した。デザイン開発の効率化にITが役立っていることを、デザイン本部の林浩一副本部長が解説した。