トヨタ圧勝!! 中間決算で過去最高ラッシュ

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トヨタ圧勝!! 中間決算で過去最高ラッシュ
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トヨタ自動車が発表した2003年9月中間の連結決算によると売上高は前年同期比8.0%増の8兆2242億円、営業利益が同12.1%増の7677億円、経常利益が同13.7%増の8120億円、当期純利益が同23.2%増の5244億円となり、全て中間決算として過去最高で、収益力の強さを見せ付けた。

半期の純利益が5000億円を突破したため、通期で最終利益が1兆円を超える可能性が出てきた。

トヨタの決算が好決算となったのは、日本、北米、欧州、アジアなど、全地域での販売台数が増加したためだ。期中の販売台数は同7.4%増の317万台で過去最高だった。このうち、国内は同5.6%増の108万1866台となった。『ラウム』、『ウィッシュ』などが好調だったほか、グループのダイハツ、日野の販売増が貢献した。

北米は、『カローラ』、レクサス『RX330』などの販売が好調で、100万5079台となった。欧州も『アベンシス』、『ヤリス』、『カローラ』の販売好調で44万1122台だった。

新車販売好調に加えて、原価低減によって1100億円もあって、大幅な増益を確保した。為替についても円高ドル安のマイナスの影響を円安ユーロ高で相殺し、ほとんど影響は無かった。

トヨタは連結ベースでの通期での見通しは公表していない。しかし、営業利益、経常利益が1兆円を超えるのは確実で、さらに最終利益が1兆円の大台を越える可能性も出てきた。

《レスポンス編集部》

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