スバル富士重工業が出品したEVのプロタイプ『R1e』とハイブリッドの『B9スクランブラー』は、同社のアドバンストデザインのチーフデザイナーであるアンドレアス・ザパティナス氏の指揮によるものだ。
両プロトタイプについて、ザパティナス氏は「スポーティ、機能的、エモーショナルというスバル車のDNAに合致した外観と造形を代表している」と表現した。次世代の都市コミューターを提案した『R1e』は「とくに混雑した路上で如何に魅力的に映るよう、分かりやすいデザインを目指した」という。
また、同車のスポーティ感については「ホイールを4つ角に配置し、踏ん張り感を強調」することで雰囲気を醸し出したと説明した。サイドからリヤテールゲートにつながる「翼」が『R1e』の大きな特徴。これも「航空機メーカーとしての歴史」というDNAを表現したものだ。