市販前提と言われているトヨタ『クラウン・コンセプト』には、速度表示やナイトビューの映像を投影するヘッドアップディスプレー(HUD)が搭載されている。
今でこそ『セルシオ』がトヨタ高級車の代名詞となっているが、レクサス店のオープン移行は再び『クラウン』がトップの座に返り咲く。高級車に求められる装備とは何か、ということを考慮した場合、ドライバーへのインフォメーションを充実させるというところに落ち着いたようだ。
スピードメーターは高輝度の白色LEDによる透過式。各種コーションについても日本語で表示されており、こちらも青色ベースの反転液晶となっており、夜間でも非常に見やすい。
組み合わされるカーナビはG-BOOK対応のDVD方式タイプ。DCMではなく携帯電話で接続するタイプのようだ。興味深いのは『プリウス』で採用されたインテリジェントキーとスタートスイッチが採用されていること。装着車種を拡大してコストを削減するのが狙いか?