『トレオ』は東京モーターショーの為に作ったコンセプトカーだという。ジープブランドをこの先広げて行く上で、街乗りを意識した車を提案し、見てもらう必要があったのだ。
トレオのエクステリアデザインを担当したマイケル・カスティローネ氏は「東京モーターショーは他のショーに比べて、クリエイティビティに富み、思い切ったデザインが展開できる」と話す。
欧米のショーではどちらかというと保守的で、まじめなクルマが歓迎される傾向がある。デザイナーにとってはアタマのリミッターをカットして、より自由で開放的なデザインができるほうが楽しいのであろう。これを彼は「ブルースカイ」と言っていた。