ホンダは21日『フィット』をマイナーチェンジし発売した。全車、国土交通省の「超-低排出ガス車」認定を取得。内外装色には新色を追加した。装備充実や操縦安定性の向上も図った。
従来からの1.3リットル車に加え、1.5リットル車も超-低排出ガス車認定を取得した。さらに、平成17年(2005年)排出ガス規制値レベルを全車がクリアするとともに、1.3リットル車は、同規制値の75%低減レベルを達成した。
インテリアカラーは「Y」をのぞく全車に「シフォンベージュ・インテリア」を追加。ボディカラーも「ショアラインベージュメタリック」を、Yを除く全車に追加した。
走行性能・操作系では、サスペンションチューニング、フロントスタビライザー径アップ、フロア改良などにより、乗り心地・操縦安定性を向上。パワーステアリングモーターの容量アップ、低フリクション化により、より自然なステアリングフィーリングとした。
上級タイプの「W」には、ホンダスマートカードキーシステム(イモビライザー機能付き)を標準装備、「1.5T」にはメーカーオプション設定した。Yを除く全車に、音声認識ホンダHDDナビゲーションシステム(インターナビプレミアムクラブ対応)をオプション設定した。1.5T(FF車)には、15インチアルミホイールとセットオプションで、リアディスクブレーキを設定した。
メーカー希望小売価格は、Wが従来にくらべ2万5000円高とし、FFが128万5000円、4WDが146万5000円とした。その他グレードの価格は据え置きとした。