TMGは15日、パナソニック・トヨタ・レーシングのシャシー部門のテクニカルディレクターとして、03年シーズンまでルノーにいたマイク・ガスコインと新たに契約を結んだことを発表。
ガスコインは1989年マクラーレンのエアロダイナミシストとしてキャリアをスタートさせ、その後ティレル、ザウバー、ジョーダンなどで経験を積んだ。2000年にはベネトン(現ルノー)のテクニカルディレクターに就任。低迷していたベネトンを03年コンストラクターズ4位のチームにまで成長させた。
「シャシー部門のテクニカルディレクターとしてパナソニック・トヨタ・レーシングに参加できることを心から喜んでいる。しかしながら、3年間楽しく、成功に満ちたシーズンを送ったマイルドセブン・ルノーF1チームを去ることはもちろん寂しい。素晴らしい熱意を持ったトヨタで新しい仕事に就けることをとても楽しみにしている。チームと共に目標であるワールドチャンピオンを目指す挑戦に挑んでいきたい」と意気込みを語った。