独創的なコンセプトを世に問い続けるシトロエンは、今回はミニバンのコンセプトモデル『Cエアラウンジ』を公開した。有機的なデザインは空力性能を考慮したものだという。
ハイドロリック・サスペンションが採用され、またステアリング操作にあわせてヘッドライトが左右に首を振るなどかつての『DS』を彷彿させるメカニズムが搭載されている。バンパーのスリットから空気を取り入れて車体下部の空気を整流するなどの処理でCd値は0.26を達成している。
インテリアについて、メーカーでは「モジュール方式を採用し、“禅”スタイルからバロック・スタイルまで変化する」という説明をしているが、これはミニマルなものから華美なものまで自在に演出できると解釈すればいいだろうか。