マセラティは高性能ラグジャリー・サルーン『クアトロポルテ』の新型を、9日、フランクフルト・モーターショーで一般向けに発表する。デザインはピニンファリーナが手がけた。エンジンは400bhpを発生するV8。全長5052mm、全幅1895mm、全高1438mm、ホイールベースは3064mm。
5日にはイタリア、モデナにある本社で報道向けに発表会が催された。マセラティ社CEOのアントレッロ・ペコーネはクアトロポルテについて、「マセラティが経済的に、組織的に、なによりブランドとして復活するために重要なモデルである」と述べる。
またフェラーリ-マセラティ・グループのルカ・モンテゼモロ社長もブランドの復活にふれ、さらに「イタリアの企業VIPや政治家が乗るクルマがこれまでなかったことが気になっていた。これからはクアトロポルテがある」と語った。