トヨタ自動車の張富士夫社長は1日の新型『プリウス』発表の席上、国内に続いて近く米国、欧州などでの発売に踏み切り、「2004年には世界で7万6000台の販売を目指す」方針を明らかにした。このうち、国内と米国は3万6000台ずつ。残り4000台が欧州やその他地域となる。
1997年12月に発売した初代プリウスは、これまで世界で12万台余りが販売されている。新型車は、発売後2年足らずで先代の販売を超える意欲的な計画とした。
張社長は、「将来は中国をはじめ多くの国々の幅広い人々にも乗っていただきたい」と述べ、販売地域を順次、拡大していく考えも示した。