微減で足踏み---7月の自動車生産実績

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日本自動車工業会が発表した7月の自動車生産実績は、92万2677台で、前年同月比0.7%減と、微減ながら2カ月ぶりにマイナスだった。

乗用車の生産台数は同2.3%減の75万4018台と、2カ月ぶりのマイナス。軽四輪車は増加したものの、普通車と小型車が低迷した。トラックは同8.5%増の16万3697台と7カ月連続でプラスとなった。排ガス規制特需で、国内でトラックを代替えする動きが加速している。バスは4962台で、同14.5%減と4カ月連続のマイナスだった。

7月の国内販売は同0.4%減の52万4404台で、乗用車が伸びなかった。

メーカー別では、日産自動車、日野自動車、スズキ、ダイハツ、富士重(スバル)、日産ディーゼルが前年同月比を伸ばし、中〜下位メーカーが目立った。トラック需要が好調で、日野が同88.5%増となったのを皮切りにトラック各社は好調だった。

《レスポンス編集部》

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