フェラーリは来る1月のデトロイト・オートショーで新型2+2を発表すると予告し、ピニンファリーナによるスケッチを公表した。その反応にさらに答える形で、フェラーリは2003年型スーパーカーの情報を追加公表した。まずエンジンはV12、出力540bhp、最高速度は300kn/hを超えるという。
先に発表されたスケッチは技術スペックを示唆する。エンジンは現行2+2の『456M』より後退し、前輪軸より後方に位置する。そしてギアボックスとディファレンシャルは後輪軸上に配置される。これらにより、前後重量配分が改良されたという。このレイアウトはキャビンスペースの拡大にも貢献しており、またラゲッジ容量は456Mよりかなり増大されたそうだ。
フレームとボディパネルは総アルミニウム製。『360モデナ』で導入された素材技術をより大型の2+2に適用した。軽量・高剛性ボディは加速、ブレーキング、ハンドリング、安全性、安定性などに貢献するはずだ。