【d:com講演】トヨタデザインのデジタル化……明日はもっと良くなる

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東京都江戸川区のデザイン専門学校、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)は、さる6日、クリエイティブのあり方について、デザイン、デジタル、人材育成の分野で考える機会として「d:com」展を開催、企業幹部による講演と、学生作品のプレゼンテーションが行われた。会場は東京原宿のクエストホール、作品展示は7日も。

講演プログラムは、(1)「最新ビジュアライゼーション技術のインダストリアル・デザインへの適用」:エイリアス・ウェーブフロント、ジェイク・レイ氏(アジア・パシフィックデザイン市場マーケティングマネージャー)、(2)「デジタルデザインについて」:トヨタ自動車、木村徹氏(東京デザイン部 、部長)、(3)「プロデュース能力を備えたクリエイターの育成」:TCA、大町絹予氏(教務部長)の3氏。

トヨタの木村部長は、「“今日やっていることは良くない。明日はもっと良くなる”というのがトヨタのデザイン開発現場のモットーで、私は入社以来の30年間、上司から“よくできた”と言われたことがない。私自身、“明日の常識を作ろう”が基本姿勢だ」という精神論から、トヨタのデジタルデザインについて語りはじめた。

そして「トヨタのデザインのデジタル化も、そういった企業姿勢の現れの一つではないかと思う」と述べ、デザインのデジタル化の歴史と、現状について説明した。会場はTCAの学生だけでなく、TCA以外の教育期間の教師や講師、そして自動車メーカー各社からの現役デザイナーでにぎわった。

《高木啓》

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