日産自動車は、中国の合弁工場の東風汽車グループでの乗用車生産能力を現在の6万台から、2004年に27万台と、4.5倍に引き上げる方針を明らかにした。
日産は東風汽車と提携、7月1日から新合弁会社の業務を開始する。東風の乗用車生産能力は、現在『ブルーバード』を年産4万台生産しているのに加え、今月から新型『サニー』を生産する予定で、2003年は6万台を生産する予定。
東風汽車は新工場の建設と商用車生産ラインを乗用車用に改造するなどして、乗用車生産能力を27万台にまで一気に引き上げる計画だ。
東風汽車では、『サニー』のほか、来年には『ティアナ』を生産、2006年までに全部で6車種の新型車を生産する計画だ。