三菱自動車は、2002年度の生産・販売・輸出実績を発表した。国内販売は大幅に低迷したが、海外市場に支えられグローバル生産台数は前年度比11.2%増の169万6637台と大幅に伸びた。
国内生産は同5.1%増の76万6389台で、2年ぶりにプラスとなった。輸出が好調だったのが主因だ。
国内販売は同12.3%現の35万4269台で、7年連続のマイナス。『eKワゴン』シリーズと『コルト』以外の販売が落ち込んだため。国内販売はピークの1995年度の約70万台と比較してほぼ半減した。
輸出は同28.0%増の42万7235台だった。北米、欧州、アジア向けが好調だった。海外生産も同16.8%増の93万248台で、過去最高だった。北米、欧州、アジア全て2ケタの伸びだった。