スズキ『アルト・ラパン』の車名のうち“ラパン”の部分、それはフランス語で「ウサギ」を示す「lapin」が由来となっていることはご存知の方も多いだろう。そのため、ノーマルのラパンの各所にはウサギのモチーフがついていた。
ところがこの『ラパン・ベネトン』では、そのモチーフがベネトンのロゴに入れ替わっている。ウサギのモチーフがどこにもないのだ。クルマからはウサギが消えてしまった。ではラパンのアイデンティティはどこに?
そんなご心配は無用。購入者特典としてウサギはしっかりと付いてくる。実はラパン・ベネトンには販売会社装着の標準装備品としてクッションが装備されている。いかにもベネトンらしい、鮮やかなピンク色をしたクッションの中には同色のブランケットが入れられており、ひざ掛けとして使用したり、あるいはミニスカート着用時の上方からの視線避けとして使うことができる。
このクッションにはミニポケットが付いているのだが、そこにウサギのマスコットがビルトインされている。マスコットは取り外し可能なので、クッションを使用する際にはそれだけを単独で飾ることも可能だ。
また、ラパン・ベネトンの発売に合わせ、ベネトンからもトートバッグや携帯電話用ストラップなどのオリジナルグッズが発売される。こちらにはラパンのノーマル仕様でおなじみのウサギのモチーフが輝いている。価格もお手ごろなので購入者はこちらにも注目しておいた方が良いだろう。