内外の大手投資家の売りが国際優良株を中心に相次ぎ、全体相場は4日続落。平均株価は1カ月ぶりにバブル崩壊後の安値を更新した。自動車株はほぼ全面安。
トヨタ自動車は南アフリカ共和国の工場で生産する『カローラ』を欧州向けに輸出する方針を明らかにしたが、株価は前日比100円安の2500円。96年7月以来6年9カ月ぶりの安値圏まで下げた。日産自動車も6円安の804円、ホンダも110円安の3870円と続落。スズキは伊フィアットと小型SUVの共同開発で提携したが、25円安の1399円と1400円台割れ。
この日上げたのは、ともに1円高のいすゞと富士重工業。