【マツダ『RX-8』発表】これができなければ『RX-8』は成立しない!!

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【マツダ『RX-8』発表】これができなければ『RX-8』は成立しない!!
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『RX-8』のデザインについて「ここは特に力を入れました」と、前田育男チーフデザイナー(デザイン本部・アドバンスデザインスタジオ)が語るのはフロントフェンダーの部分だ。しかも樹脂を使わず、あえて鋼板のプレス成型にこだわったという。

「ある意味、このフェンダーからリアに向けて流れていくライン。躍動感を象徴したこのラインこそがRX-8のアイデンティティーとも言えます。普通ならこういった複雑な成型を行う場合は加工しやすい樹脂部品に頼ってしまうだろうし、コスト的にもそうなってしまう。だけど今回は生産技術のスタッフに泣いてもらいました。これができなければRX-8は成立しない!! とまで言い切って…」と語る。

鋼板プレス成型にこだわったもうひとつの理由が、ボリュームあるフェンダー、そしてその後方に位置するフリースタイルドアへと視線が流れていくだろうという計算からだ。樹脂部品の方が加工しやすいのは事実だが、それに塗装したときには素材の違いから見た目に微妙な差異が生じる。新車の頃は目立たないが、年を経るごとにどうしても差がついていく。注目を浴びる部分だけにそれは絶対に避けなければならない。こうした思いが強く働いた結果、あえて無理を言う…という展開になったそうだ。

《石田真一》

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