GMは、シボレー『トレイルブレイザー』をベースとした7人乗りの新型SUVを、サーブブランドで開発する企画にゴーサインを出す、と言われている。また同時に、スバル『インプレッサWRX』をベースとした、サブコンパクトクラスのパフォーマンスセダンの、サーブブランドでの開発にもゴーサインが出されることもほぼ確実だという。早ければ来週のニューヨークオートショーで記者会見がありそうだ。
実はサーブには、次期キャデラック『SRX』をベースとした中型SUV開発プランもあったのだが、SRXとの類似性を持たせずにサーブらしさを追求することは難しい、として却下された。キャデラック、サーブというプレミアムブランドで、似たような車を販売することは戦略的にもマイナスと判断されたようだ。
新型のSUVはおそらく『9-8』というネーミングがつけられ、サーブブランドの新たな広がりを追求する車として位置付けられることになりそうだ。