【頭文字D・史上最速伝説】全国1/500の頂点に輝くのはいったい誰だ?

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5日、東京臨海副都心のTFTホールで行われた「GameJam Storm」では、アーケード版『頭文字D・ArcadeStage Ver2.』での日本最速を競うイベント「史上最速伝説」が併催された。全国14会場での予選を勝ち抜いた16人がテクニックと育て上げた自慢の愛車を使い、頂点を争うというものだ。

実はこのイベント、「コイツはすごい、結構いいところまで行くのではないか」という前評判が最も高かったのは弱冠12歳の少年ユウスケくん。的確なライン取りで並み居るライバルをバシバシと蹴落とし、あっという間に地区優勝してしまったという、頭文字Dを開発したセガ・ロッソの新井健二プロデューサーも一目置く存在。本物の運転免許こそまだ取得できないが、レースゲーム歴7年という経験はかなりのもの。

そのユウスケくんの勢いは全国大会でも衰えることなく、走り出してしばらくすると対戦相手との距離が100m、200mと開いていく。そのテクニックの凄まじさには会場にいた観客も思わず黙り込んで注視するほど。1回戦、2回戦、3回戦と順調に勝ち進み、ついには決勝進出。

決勝戦では緊張したのかスタートに失敗。対戦相手が得意とする秋名のコースでこのミスをリカバリーすることが最後までできず、僅差で敗退してしまった。優勝したのは北海道・函館地区から参戦したオヤジ代表のDEWさん。しかし、副賞に「藤原とうふ店」の文字が凛々しいハチロクの運転席側ドアを貰うと「準優勝にしておけば良かった…」と思わず本音が…。

《石田真一》

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