交通トラブルの末に鈍器で殴打? 直前まで何者かと口論していた男性が死亡

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3日深夜、北海道美唄市内の市道で男性が頭から血を流して倒れているのを近所の住民が発見し、110番通報した。男性は病院に運ばれたが死亡していることが確認された。事故の形跡は無いことから、警察では交通トラブルを原因として何者かに危害を加えられた可能性が高いとして捜査を続けている。

北海道警・美唄署の調べによると、事件が起きたのは3日の午後10時30分ごろとみられている。「美唄市西2条北6丁目付近の市道に男性が頭から血を流して倒れている」と近所の住民から110番通報が寄せられた。通報によって駆けつけた警察官が意識不明で倒れている男性を確認。すぐに病院へ収容されたが、すでに死亡していることが確認された。

110番通報した住人は警察の調べに対して「男性2人が路上で激しく言い争いをしていた。大きな物音がしたので心配になって見に行ったら男性が血を流して倒れていた」と供述している。死亡した男性は前頭部を鈍器のようなもので殴られ、頭蓋骨が陥没する損傷を受けている。男性が倒れていた近くには、この男性が所有する軽自動車がドアを開けた状態で止まっていたが、クルマに事故の形跡は無く、男性のケガとの整合性が取れないという。

警察では男性が別の男と交通トラブルの末、現場付近で言い争いになり、何らかの凶器で殴られた可能性が高いとして、現場から逃げたもう1人の男の行方を追っている。

《石田真一》

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