埼玉県警の運転免許発行がようやく復旧---“システム”ってやつは

埼玉県警は3日、今月1日のシステム更新直後から不具合が続いていた運転免許センターのコンピューターが復旧し、同日から免許証の即日交付が可能になったことを明らかにした。トラブルの原因は今も判明していないという。

自動車 社会 社会
埼玉県警は3日、今月1日のシステム更新直後から不具合が続いていた運転免許センターのコンピューターが復旧し、同日から免許証の即日交付が可能になったことを明らかにした。トラブルの原因は今も判明しておらず、システムを納入したメーカーとともに調べを進めている。

このコンピューターは埼玉県鴻巣市にある埼玉県警の運転免許センターに設置された「運転者管理システム」のホストコンピューター。運転免許試験の結果を自動的に反映し、免許証の交付を行うもので、今月1日に新システムへの更新が行われた。

ところが同日の正午すぎ、自動で個人データを入力するシステムが突然動かなくなった。その後も手動で入力を行って免許証の発行作業を進めようとしたが、今度は手動入力も受け付けなくなり、免許証の発行が完全にストップしてしまった。1日の試験合格者のうち、323人については即日の交付を見送り、週末以降に渡すということで帰宅させた。

その後、システムの再点検を行った結果、2日には手動入力のみ受け付けるようになり、この日は通常よりも時間を要したものの、462人に即日交付で免許証が手渡された。

県警ではさらにシステムを見直し、納入したメーカーとともに点検を進めた結果、一部のプログラムを書き換えれば自動入力に対処できることがわかり、これを実施。3日は自動入力がきちんと動作し、506人に免許証を交付できた。

ただし、書き換える前のプログラムが不具合の原因になったとは考えにくく、原因は今も不明のままだ。一時的に書き換えたプログラムによって他の部分に不具合が出ることも考えられることから、県警では今後もシステムの見直しを図っていくとしている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集