アルファロメオは新型『GTクーペ』をジュネーブ・モーターショーで発表したが、『スパイダー』と『GTV』の兄弟もマイナーチェンジして、ラインナップの拡大・充実を図る。スパイダー/GTVはエンジンをはじめとするメカニズムの更新と、外観のリデザインを受けた。
デザインは顔が大きく変わり、従来エンジンフードに設けられていた“盾”グリルが、上下2分割構成となるなど、最近のアルファ各車と共通のモチーフになった。デザイン開発を担当したのはピニンファリーナ。
エンジンラインナップは2.0JTS(ガソリン直噴、165bhp)、3.2V6・24バルブ(240bhp)、2.0ツインスパーク(150bhp)の3機種。2.0JTSと3.2V6はスパイダー/GTVレインジには初採用だ。3.2V6搭載GTVの最高速度は255km/hで、これはアルファ史上最速のロードカーとなる。