ここまでキャッチ! ---G-BOOK搭載車第2弾の情報

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昨年秋に鳴り物入りで登場した本格的テレマティクスサービス「G-BOOK」。その対応モデル第二弾が5月にもトヨタから発売される新型車に搭載されるという情報をキャッチした。現時点でつかんだ情報によると、それはG-BOOK端末の第一号となったWiLL『サイファ』のような形とは異なり、通常のDVDナビにG-BOOK端末をアドオンする形での対応となる。

つまり、標準ではG-BOOK対応とはならないが、オプションによってG-BOOKに対応可能となるのだ。アドオンするG-BOOK端末に通信ユニットが内蔵されるものとなるのかどうかは不明だが、少なくともカーナビ機能としては一般的な内容となり、ここにはWiLLサイファでは搭載されていなかったVICS機能も対応しているはずだ。

WiLLサイファの端末にはKDDIのCDMA2000 1xに対応する通信ユニットが本体内に内蔵され、必要となる情報はパケットによるダウンロードを行って利用するものとなっている。144kbpsという高速通信によってスピーディなダウンロードを行うことを特徴の一つとしていたが、最近のブロードバンドに慣れた感覚からすると、今ひとつそのスピードには違和感をもった人も少なくないはずだ。

とくに、もっとも使うと思われるカーナビ機能の目的地設定にさえ、50音検索や電話番号検索などでデータをダウンロードして使わなければならず、その都度アクセスする作業にはかなりストレスを感じてしまっていた。

今後トヨタはメーカーオプションの2003年モデルをはじめ、純正カーナビすべてでG-BOOKに対応するか、標準装備化を進め、カーテレマティクスの効率的な普及に向けて、規格統一や標準化を進めていくものとみられる。

《会田肇》

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