ルノーの韓国の子会社ルノー・サムスン自動車が2002年12月期決算で、黒字を達成したことが明らかになった。同社は当初、2003年12月期決算で黒字を見込んでおり、計画を前倒し達成した。
ルノー・サムスンの売上高は前年比60%増の1兆7750億ウォンと急増した。新車販売台数が11万台を超え、好調だったためだ。純利益は当初、トントンを見込んでいたものの、1660億ウォンを計上、黒字に転換した。今期も新車販売13万6000台、売上高1兆9680億ウォンを見込んでいる。
ルノーグループでは、日産自動車も急回復して、配当などで、業績が悪化しているルノーを支えており、ルノー・サムスンも親孝行することに。