仏ルノーは26日、2005年からロシアで生産を開始するコンパクトセダン『X90』の現地生産とマーケティングに、2億3000万ユーロを投資する、と発表した。
X90は、ルノーと日産が、アライアンスに基づいて共通化するBプラットフォーム(『マーチ』クラス)をベースにする新型車で、2005年半ばからモスクワで生産する。生産工場はルノーが62%、モスクワ市が38%を出資するアフトフラモス工場で行い、年間6万台を生産する計画。
ルノーは、ロシアで2002年に8400台を販売し、輸入車メーカーでは3位、マーケットシェアは7.7%となった。現地生産の拡大により、中期的には年間10万台の販売を見こんでいる。