1982年ワールドチャンピオンのケケ・ロズベルグの息子で17歳のニコ・ロズベルグがバルセロナで行われているバルセロナ・テストに参加。史上最年少のF1マシン・ドライブ経験者となった。
BMWのジュニアレースでのタイトル獲得の報償として今回のテストに参加することとなったニコ。ウィリアムズ「FW24」で38ラップし、スピンしたにもかかわらず全体で8位タイムを出した。
「センセーショナルな経験だった。もう他のマシンでは走れない。最初のラップはまるでプレイステーションのゲームのようだった。すべてがものすごく速くて現実離れしていたよ。父からはあまりチャレンジしすぎずに、全ての経験をエンジョイするように、とアドバイスされた。かなりうまくやったと思うよ」と感想を語ったニコ。
F1史上最年少のレース参戦者はニュージーランド出身のマイク・サックウェル。1980年19歳5カ月でカナダGPに参戦している。