気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2002年10月28日付
●東京大気汚染訴訟明日判決、車メーカー責任どう判断(読売・34面)
●カートシリーズ・第17戦、トヨタ初タイトル(東京・18面)
●仕事師列伝、「童夢」林みのる社長「車を作るたびに火の車」(産経・14面)
●経済観測、米自動車市場の行方、北米トヨタ社長・田口俊明氏「人口増が需要底上げ」(日経・5面)
●週間メモ、世界7カ国から300台以上展示、東京モーターショー(商用車)、30日から一般公開(日経・7面)
●レビュー(10月22日日経産業新聞から)、岩国・三菱自動車副社長「一緒にドラマ作ろう」(日経・9面)
●ガソリン卸値上げ、元売り各社来月1-1.5円(日経・13面)
ひとくちコメント
月曜日の各紙には今週一週間の予定が掲載されるが、きょうは社会面にも読売、東京、日経の3紙が「東京大気汚染訴訟あす判決」というタイトルが目立つ。先週から各紙が特集記事を報じてきたので、内容的には繰り返しになる。
あす午前10時からの東京地裁で言い渡される判決の結果を待つしかないわけだが、焦点は、自動メーカー7社を相手取り、総額約22億円の損害賠償請求に対し、司法が自動車メーカーの責任についてどう判断を下すか注目されるところである。
その自動車メーカー各社は、同じ時刻のあすの午前10時から幕張メッセで、東京モーターショーのプレスブリーフィングを行う予定。あすの各紙の夕刊報道が興味深い。