日産ディーゼル工業は、中国のトランスミッションメーカーの山西大同歯輪集団有限責任公司と多段トランスミッションの技術援助契約を締結したと発表した。
大同歯輪集団は、日産自動車が提携を結んだ東風汽車グループのトランスミッションメーカーで、日産ディーゼル製トランスミッションを1987年から生産している。
今回、技術供与するのは12段の最新モデルで、操作性に優れ、高馬力・高トルクエンジンとの組み合わせでどのような走行状況でも最適なギアを選択して快適な長距離輸送を可能にする。
日産ディーゼルは2002年度下期から2003年度に技術情報を提供、大同歯輪は年間1万台のトランスミッションを生産する。