トヨタ自動車は1日、『ヴィッツ』系の乗用車、約40万台の後輪ブレーキパイプに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。パイプの設計が悪いため、雪道を走っている時にホイール内側に溜まった雪が氷結し、最悪の場合、パイプが損傷して制動力が低下する。
2000年10月から今年4月までに生産されたヴィッツ、『プラッツ』、『ファンカーゴ』、『bB』(オープンデッキ含む)、WiLL『Vi』の39万7263台。
また99年6月から今年5月までに生産された『ライトエース』、『タウンエース』2万4279台もステアリングギアボックスの取付部品が壊れるおそれでリコールとなった。