新日鉄、トヨタなど3社、中国で住宅の合弁事業

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新日本製鉄とトヨタ自動車、三菱商事の3社は30日、中国の住宅建材メーカーと合弁でスチールハウス事業をスタートすることで合意したと発表した。中国は住宅整備計画が急ピッチで進められており耐久性が高く品質面で優れたスチールハウスの普及を図る。

合弁の相手先は北京市に本拠を置く北新建材有限公司で同社の子会社である北新房屋有限公司に3社合わせて25%を出資する。北京、上海、広州など沿海部の大都市で初年度1500戸からスタートし5年後に中国全土で年間1万戸以上の販売をめざす。

新日鉄とトヨタはスチールハウス住宅を共同開発しトヨタが「ヴィーアルファ」シリーズの名称で販売している。今回の合弁では同住宅の工法を使い中国でスチールハウスの事業を展開するもの。現地に専用のパネル工場を建設する。中国では日本の10倍規模にあたる年間1000万戸の住宅整備計画が進められており住宅需要が急拡大している。

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《編集部》

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