パイオニアの『Air Navi』は、年間生産台数10万台と発表されている。パイオニアによればカーナビ市場規模は2002年、市販(後付け)、純正合わせて前年比115%の245万台だ。同じパイオニア/カロッツェリアの『楽ナビ』が昨年の実績で20万台/年だというが……。
パイオニアモバイルネットワークス社の藤田衛取締役は「翌年分の在庫などもあり、まるまる10万台を販売するわけではありませんが、まあこれぐらいはいけるんじゃないか、という数字です」と語る。通信カーナビ市場規模の今後の動向については、「期待している」としながらも具体的な数字は得られなかった。
パイオニアは、自社製品を「機能選択−総合機能」と「高性能に対し能動的(=高性能機)−受動的(=普及機)」の2軸のマトリックスで分類し、総合機能・高性能機が『サイバーナビ』、機能選択・普及機が『楽ナビ』、そして新しい分野の機能選択・高性能機が今回発表されたAir Naviだと説明している。新分野の新製品にしては、かなりの“やる気”を見せた生産計画だと言えよう。
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