【パイオニア『Air Navi』離陸】後付けナビに通信を!! パイオニアから市販第一号

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パイオニアは17日、市販の後付けカーナビとしては、世界で初めて通信モジュールを内蔵したカロッツェリア『Air Navi』を11月中旬から発売することを明らかにした。本体+3年間分の情報料をセットにした形で販売され、最もリーズナブルな一括払いプランを選択すると、価格は20万7200円となる。

Air Naviは本体内のメモリに基本的な地図情報を持つが、これまでのような大容量メディア(CD、DVD、HDD)を使わず、「CDMA2000 1x」準拠の通信モジュールによって最新情報をダウンロードして活用することを特徴としている。起動時に自車を中心に40km四方の地図情報を自動的にセンターからダウンロード。経路誘導を行う際には、メモリ内に蓄積された基本情報と、センターに蓄積された情報を参照・比較し、更新された部分を既存データに上書きした状態で表示に反映させるという仕組みになっている。

注目すべきはその販売方法で、これまでのカーナビのように小売店から商品を購入するというスタイルを排除。小売店は機器の取り付けを行う代理店とし、販売はパイオニアの100%子会社が行うという新しいビジネスモデルを採用した。ユーザーは、機器代金と情報料がセットになった月額使用料をクレジットカード会社を通して決済する。頭金なしの分割払いプランが一番高く、月々3980円とボーナス月加算1万5000円で合計23万3280円、反対に一括払いプランは20万7200円と一番安くなる。

発売は11月中旬を予定しており、年間販売目標は10万台。

《石田真一》

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