ヨーロッパラウンド最終戦となるイタリアGP決勝は地元フェラーリが見事な1-2フィニッシュを決めた。
ポールポジションを獲得したのはウィリアムズのフアン・モントーヤ。スタートでは3番グリッドのラルフ・シューマッハがトップに立ち、それにファン・モントーヤが続いた。しかしウィリアムズは2台ともトラブルに見舞われリタイア。4番手スタートだったルーベンス・バリケロがミハエル・シューマッハを抑えて、フェラーリファンの大観衆の目前で嬉しい今季3勝目を挙げた。3位にはジャガーのエディ・アーバインが昨年のモナコGP以来となる久々の表彰台を獲得した。
BARホンダのオリビエ・パニスが6位入賞。予選でアクシデントに見舞われ18番グリッドに沈んだ佐藤琢磨は自己ベストの12位完走を果たした。一時はポイント圏内を走行していたトヨタのアラン・マクニッシュはトラブルのためにリタイア。ミカ・サロも上位を走行していたが、ピットアウト時に白線を踏んでしまったためペナルティーを背負い、結局11位に終わっている。