フィアット・オートは、9月末から約1カ月間、自動車生産台数を1万3500台減産することを明らかにした。減産幅は月間平均で2割の削減となる。
フィアットは自動車販売の低迷が続いて経営が悪化しており、本格的なリストラが必要となってきた。減産するのはフィアット『スティーロ』、『マレア』、『ムルティプラ』、ランチア『リブラ』など。8月のフィアットの販売台数は前年同月比11.4%減と大幅に落ち込んでおり、イタリア国内シェアも30.2%と1.9ポイントも下落、3割を切る可能性も。
フィアットが減産で、一層経営悪化は避けられない情勢で、資本提携しているGMが本格的に支援に乗り出す日は近いと噂されている。
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