トヨタなどインターネットITS協議会設立へ

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トヨタ自動車とデンソー、日本電気、慶応義塾大学は15日、インターネットITS(高度道路交通システム)協議会の設立に向けた準備室を開設すると発表した。参加企業を幅広く募集し10月に設立する。

インターネットITSは急速に普及したインターネットの通信方式(インターネットプロトコル)を使ってITS関連サービスを実用化しようというプロジェクト。経済産業省の旗振りのもと、慶応大学が中心となってトヨタやデンソーなどが基盤技術の研究開発を行ってきた。この研究成果を多くの企業に公開し実際のITSビジネスにつなげてもらうのが協議会の趣旨だ。

ITSといえばすでに実用化されているものの代表例がETC(ノンストップ自動料金収受システム)だ。だが経済産業省はITSを活用したサービスはドライブスルーやガソリンスタンドでの利用などもっと幅広いとみている。その基盤としてインターネットを活用すればより多くの企業がITSビジネスに参入できるとみている。

《編集部》

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