日本自動車販売協会連合会が1日発表した上半期(1‐6月)の登録車販売実績は前の年の同じ時期にくらべ5.8%減の201万3738台となり3年ぶりに前年水準を下回った。
上半期は普通乗用車の販売が前年同期にくらべ11.2%の大幅な落ち込みとなり2年連続のマイナスとなった。小型乗用車は同4.7%の増加となり2年連続の増加。ホンダの『フィット』が快走を続けたほか日産『マーチ』、トヨタ『ist』(イスト)も登場し新型車効果で増加した。
普通車の落ち込みが大きかったものの小型車で何とか持ちこたえ乗用車全体では0.9%の微増を確保し3年連続のプラスとなった。貨物車は普通貨物、小型貨物ともに2ケタの減少となり過去最低の台数となった。景気低迷が続くなか運送会社のトラック代替が進まなかった。
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