共同開発---クラリオンとフィリップスが多機能カーラジオの中枢部品を

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

クラリオンは自動車内のデジタル・エンターテイメントを強化するため、フィリップス(本社:オランダ)のソフトウェアラジオDSP(デジタル信号プロセッサ)ソリューションのデザイン・インを行う。

ソフトウェアラジオは、無線受送信機として必要な電波のフィルタリング、調整、復調、復号などをすべてDSPで処理する。DSPのプログラムを入れ替えれば1台の無線機がAMラジオやFMラジオあるいは携帯電話しても機能するというもの。

ソリューション作成において、クラリオンはチューナーシステムの使用策定と評価を行い、フィリップスはDSPとチューナーシステムのチップを開発を行う。クラリオンの持つ先進的なアプリケーションのノウハウと、フィリップスのデジタルシステム向け半導体ソリューションの専門技術を組み合わせる。

DSPチップの生産はフィリップスが行ない、このソリューションはクラリオンのカーラジオ・システムの主要デバイスとなる。現在、クラリオンは、約20種類のエンターテイメント・システムをOMEメーカー向けに生産しており、新しいソフトウェアラジオDSPソリューションは製品の標準化を可能にし、コストと性能を最適化する。システムへの実装は2004年以降で、主流市場への出荷は総計500−600万セットとなる予定。

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