日産自動車は、小型スポーツカーの『シルビア』と『スカイラインGT-R』(R34型)を今年8月で生産を終了すると発表した。
GT-Rはカルロス・ゴーン社長が昨年の東京モーターショーで、新型のコンセプトを公開して、市場投入する方針を明らかにしているが、シルビアは現行モデルの生産中止で消滅する。シルビアは1965年4月に初代を発売して以来、若いスポーカーユーザーに約40年間親しまれてきた。
R34型GT-R、シルビアとも、平成12年(2000年)排ガス規制をクリアできないため、生産を中止する。平成12年排ガス規制をクリアしていない自動車は今年9月以降、販売できないことになっており、これに伴うもの。トヨタ自動車の『スープラ』も生産中止となる予定で、往年のスポーツカーが相次いでその姿を消す。
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