今年も新デザイン採用のモデルが続々と登場している。パイオニアは、基本的に多くのモデルが昨年モデルのデザインを踏襲する中で、開いたパネルに有機液晶によるディスプレイを搭載したモデルを発表。パネルを開いた状態で使用することで、操作性と視認性の両方を向上させている。
クラリオンもこれと似たコンセプトを備えたCDレシーバーを展示したが、こちらはパネルのセンターにボリュームを用意し、指を押しつけるような格好でボリュームをアップダウンする。操作した感じではクラリオンのはかなり使いやすく感じられた。
これらに共通しているのは、1DINサイズで2DIN並みの視認性と使い勝手を実現しようと言うもの。1DINは省スペース性で有利なものの、ディスプレイや操作するスイッチなどの使い勝手がどうしても相反する形になってしまう。この新しいコンセプトはそうした状況をうち破る上で新しいトレンドとなりそうな感じだ。