日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめた11月の輸入車販売台数(登録車)は、前年同月比2.4%減の2万1246台となり、前年を下回った。
外国メーカー車は同0.8%減の2万0396台で、ほぼ横ばいだった。フォルクスワーゲン(VW)、BMWなどの量販メーカーが低調だったが、プジョーやアウディ、ジャガーが好調だった。輸入車だけは不景気は関係無いようだ。
日本メーカーの海外生産車は、同29.5%減の850台となり、大幅に落ち込んだことが全体を押し下げた。これは日本メーカーが輸入を相次いで中止しているためとみられる。
なおダイムラー・クライスラーの『スマート』で軽自動車タイプの販売が開始されたため、今月の発表から登録車と軽自動車を分けており、11月の軽のスマートの販売台数は101台だった。