『ロードスター』をベースとし、マツダスピードの技術でチューニングしたコンセプカー、『ロードスターMPS』。エンジンはロードスターの「BP」エンジンをボアアップ、2リットルとされた。
そのほか、4連スロットルやハイカムなど、メカチューンを中心に手を入れられたエンジンは、最高出力200ps/7000rpm、最大トルク20kg/6000rpmを絞り出す。
サスペンションは、単筒式ダンパーを使った車高調整式とされ、ホイールは5穴の17インチアルミ、タイヤはミシュラン『パイロットスポーツ』が組み合わされた。市街地走行も快適にこなすという。
貴島孝雄主査は、「市販化を検討はしているが、これ自体はあくまでもコンセプトカー。皆さんの評判を聞いて検討したいと思っています。もし量産するとなれば、3ナンバーサイズのトレッドを縮めるのか、ホイールを5穴に変更するのか、など、市販化に向けた細かい検討が必要です」と語る。