ホンダは、このクラスで初めて米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度排出ガス規制値を下回る4ストロークの船外機「BF225/BF200」を11月28日から日本で発売すると発表した。2002年初頭から北米、欧州、アジア太平洋地区でも順次販売する。
エンジンは『ラグレイト』に搭載されているVTEC機構、可変吸気システム、PGM-FIを採用した3.5リットルV型6気筒をベースに開発。低回転から高回転まで滑らかで力強いパワーを発揮すると同時に、高圧噴射タイプの2ストローク船外機と比べて約10%の燃費を向上させた。V型6気筒エンジンならではの低振動、低騒音に加え、大容量吸気サイレンサーを採用してクラストップレベルの静粛性を実現した。
スタイリングはV型エンジンレイアウトを活かし先進性と機能性を追及したフォルムに。BF225/BF200シリーズの販売目標は全世界で年間5000台。自動車のエンジン技術を活用して船外機でクラストップレベルの性能を発揮させた。