岐阜の濃飛乗合自動車は、中仙道の宿場町として江戸時代の雰囲気が色濃く残る馬籠宿へのアクセス手段として、新たにボンネット型のバスを導入し、15日から運行を開始した。JR中津川駅から同地へ向かう定期バス16往復中、8往復に投入する予定。運賃は片道540円。
このバスのベースとなったのは全くの新型車で、およそ1500万円を掛けてボンネットスタイルに改装した。車椅子での乗降が可能なようにリフトアップ機能も装備している。
同社は高山市周辺で臨時運行用にボンネット型バスを導入しているが、定期便で使用するのは今回が初めてとなる。
なお、今回導入される路線には1970年まで本物のボンネットバスが走っていたという。
★この記事は過去記事でもご覧になれます。ご覧になっている日、掲載日、記事内容の前後にご注意下さい。